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評価:
ソニー・スティット,オスカー・ピーターソン,レイ・ブラウン,エド・シグペン
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バップを代表するサックス奏者
ソニースティット。
説明不要のジャズジャイアンツ。
チャーリーパーカーのスタイルを受け継ぐ、
技巧派が演奏するスタンダード曲を集めた本作
「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ+3」は、
ジャズを演奏するプレイヤーのお手本としても
格好の素材になっています。
「四月の想い出」「スクラップル・フロム・ジ・アップル」
「アイ・リメンバー・ユー」「時さえ忘れ」などなど、
教科書としては勉強になる。
けど、ソニースティットって
どのアルバムを聴いても、
なんだか楽しくないのは何でだろうなと思ってしまうんですよね。
いや、完全に好みの問題なのですが。
で、気づいたのが、
この人の演奏って泥臭さやブルースフィーリングが
ないからかなと思う。
ノリノリの演奏をしていても、
あぁ、上手いなぁで終わってしまうというか。
まぁ、私の求めている物が、
ノリとかファンキーとかだからなんだと思います。
逆に正統なこれぞジャズ的なものを求めているのならば、
かっちりハマって大好きになるんじゃないかなと。